女性保育士のプライドを理解しよう
男性=重い物を運ぶは当然のことのように男性は考えるでしょう。しかし今まで男性に頼ることなく女性のみでやってきた保育環境ではプライドをもって仕事をしている方が多いのです。
実際にそんな女性保育士としてのプライドを感じた出来事をお話します。
今までやってきたプライド
園にとって初の男性保育士はる蔵が入社した頃のお話。
はる蔵は、気づいたことがあれば先輩保育士にお手伝いできることはないかと声をかけていました。
そんな時、イスを運んでいた女性保育士に、はる蔵は以下のように声をかけました。
はる蔵「先生、お運びします」
○○先生「私そんなひ弱じゃないから…」
この時は自分が入社したことも受け入れられていなかったし、まだ信頼関係もできていなかったのです。
今まで男性がいなくてもやってきたんだし、男が入ったからって…みたいな、女性保育士のプライドを感じた瞬間でした。
しかし、へこたれることなくこの○○先生に、この後も何かあれば積極的に声をかけました。そうしていく内に頑張りを評価してもらった?のかは分かりませんが次第に受け入れてもらったように感じます。
受け入れてもらってからは、同じような声かけもしても「じゃあこれお願いするね」などの反応。そしてその先生とは園内で一番仲良くなりました。
男性保育士だからと頼りにされてるなんて、勝手に思い込んでいてはいけません。男性保育士なんて必要ないっと思ってる方もたくさんいらっしゃるということをお忘れのないように。
だって今まで男性がいない世界で、女性が大変であろう作業でもプライドをもってやってきたんですから。
このことを理解しつつ、徐々に男性保育士の存在価値を見いだせるように、仕事を任せてもらえるように男性保育士さんは努力をしましょう。