寄稿者「たこぼうず」様の記事

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男性保育士を目指したきっかけ

  • 自分が保育園児の頃、保育園の先生が嫌いだったから。
    自分は子どもにこんな思いをさせたくないと常々思っていました。
  • 大学(教育系)在学中に、オプションで学んだ保育の勉強が面白すぎて。
    保育専門の大学に入り直して、1から勉強し直しました。
  • 今までの自分と、正反対の環境に飛び込んでみたかった思いもありました。

学生時代の友人関係

男子学生は、2人でした。
しかし、あまり仲よくなく…。
一緒にいて気が楽な、女子と一緒にいることが多かったです。
グループみたいなものには特に属さず、
わりと自由に生きていました。

一生付き合うであろう、本音で話せる友人ができたのも、
この時期です。
孤独感に苛まれることも多かったですが、
今思うとやはり楽しい大学生活でした。

今でも頻繁に会っては、飲んで語っています。

ただ、女性特有の“独占欲”と“恋愛対象”の区別がつかず、
翻弄されることも多かったです…。

ピアノについて

血のにじむような練習をしました。
嫌なことがあると、ピアノに向かってよく黙々と弾いていました。

おかげで現場で苦労することはあまりありません。
ただ、楽譜通りに弾くのは苦手です。
「コード弾き」のほうが、現場では重宝します。

CとかGとかの「コード」を見て、Cなら「ドミソ」と弾くわけです。
その場で“今”弾ける能力なので、便利です。

ピアノも弾きますが、
ギターをずっと弾いていたので、活動によってギターと使い分けています。

苦労話

ここには書ききれないくらい苦労しました(笑)
一番辛かったのは、本格的に生死の境を彷徨ったことです。

女性保育士と上手にやっていく秘訣

分かりません(笑)
ひたすら真面目に、仕事に忠実に、生きているつもりです。

「仕事に対して真面目」というイメージができ、
信頼関係ができてきてから、
少しずつ、くだけていってますね…。

最近は、相手によっては下ネタOKになったならば、
「上出来だな」と思っています(笑)

下ネタOK=それ相応の信頼関係と、
セクハラにならないようなキャラクター作りをしておく必要があります。

おそらく男性よりも女性のほうが「よく喋る」ため、
黙っていると、「機嫌悪そう」「何考えているか分からない」と
不信感を抱かれることがあります。

無理することはありませんが、
自分が元気な時は、積極的に「喋る」ようにしています。

「声に出す」ことは、結構大事かもしれません。

あとは、“距離感”を大事にしています。
仲良くなりすぎないように意識している感じです。

お互いに個人的な感情が含まれると、
関係がよい時はよいのですが、
うまくいかなくなった時、仕事にも支障が出ることがあります。

個人的に仲良くする人は限られた人だけにし、
基本はビジネスの関係に終始するようにしています。

これはやや寂しいですが、男性保育士の宿命である気もしています…。

男性保育士としての役割

あまりないですね…。
男性がいることが「自然」になればなるほど、
「役割」的なものはなくなってくる気がします。

力仕事だって、ダイナミックな遊びだって、
できる女性はたくさんいますしね。

私はまだまだですが、
職場の潤滑油になれればと思っています。

女性だけだと派閥化したり、引くに引けず対立したりする時に、
男性がいることで人間関係の風通しをよくしたり、
違った視点で意見を言ったりするところかなあと思います。

あとは、男性だからかは分かりませんが、
“論理的思考能力”の大切さを最近よく感じます。

個人的な感情や、経験年数や、多数派少数派に左右されず、
筋の通った意見を言ったり、理論付けられたシミュレーションをしたりする力。

現場で求められる男性保育士とは?

台風などの災害時に、遅くまで残る要員。
お泊り保育要員。

あと、無茶ぶりに面白く応えること!
保育中に困った時、「じゃあ、たこぼうず先生お願い!」みたいに、
突然無茶ぶりされることがわりとありました。

他にも、力仕事、男子トイレ要員など、
最初は「男だからやって!」と頼まれることもありましたが、
男性がいることが自然になると、なくなっていきました。

複数担任の経験について

苦手です。
とにかく話す!
しつこいかなと思うくらい話す!
報告、連絡、相談の徹底!

…それでも足りない。

1人担任のほうが、
「今」子どもに必要なことが「すぐに」できるので、
好きです。

保育現場の環境について教えてください

あり:男子更衣室、男子トイレ、休憩室

なし:園庭、クラスの保育室、ホール

労働環境:月平均残業時間5時間程度、有休取得率100%の、
特殊な環境です。

給料について

教育公務員時代は、充分な給料でした。
しかし、毎日21時頃まで打ち合わせ、それから自分の仕事をし、
土日は持ち帰り仕事をする。
プライベートの時間を、確保することは大変でした。

家庭も大事にしたいと、結婚を機に私立園へ転職しました。
以前より給料は減りましたが、
そのぶんプライベートの時間を確保できる職場になりました。

時給に換算したら、今のほうが高いと思います。
公務員時代のサービス残業代(拘束時間のみ)は、
4年で約500万円でしたので(笑)

結婚後も、もともとあまり贅沢をしないので、
不自由なく暮らしています。

何より、余裕をもって生活ができ、
毎日家族で食事ができるのが幸せです。
余裕があるためか、夫婦の喧嘩もほとんどなくなり、
職場での人間関係もよくなりました。

高い給料も大事ですが、
それ以上に大切なものを転職から学びました。

勤めている園に自分以外の男性保育士はいますか?

いません。1人です。
一時期は、同じ職場に男性保育士が5人いたこともありました。
それはそれで楽しかったのですが、
結局は人と人、合う人もいれば合わない人もいるんですよね…。

自分の保育はこれでよいのだろうかと、
男性は目指す指標があまりないため、手探りなことが多く、
他の男性の保育を見るととても勉強になるというか、
安心することがあります。

後輩に伝えるメッセージ

結婚したい。
現場の保育士であり続けたい。
時には美味しいもの食べたり、旅行行ったりして贅沢もしたい。

…という方は、公立がいい気がします。
地域によって、難易度も求められる人材像も異なるので、
色々挑戦してみることをお勧めします。

私立は、よほどの決断材料がないと難しい。

私の将来の展望は、
保育経験のある「保育事務員」或いは「経営者」になることなので、
生涯“現場の保育士”ではないのです…。

むしろ事務員になるために、私立に転職しました。

私立で保育士を続けるのは大変というか、
給与面、人間関係面などで相応の覚悟がいる気がします。

あとは、1回就職してしまうと、
井の中の蛙状態になってしまいがちです。
今のうちに、色んな園を見ておくとためになるかと思います。

公立園、私立園、幼稚園、保育園、子ども園…。

私は飛び込みで“自主実習”を色んな園でさせて頂きましたが、
そこまでしなくても、「研究発表会を見学に行く」「ボランティアに行く」
だけでも充分参考になると思います。

職場恋愛について

男性保育士は、恋愛沙汰に巻き込まれることもあります。

もし、職場恋愛に発展したら、
ひたすら隠し通すこと。

開き直ってオープンにしても、
快く思わない人もいます。

仕事がしにくくなっては、お互いに辛い。

そしてもし、手を出す(言い方悪いですが)ならば、
覚悟を決めること。

私が手を出した女性保育士は、
現在の妻です。

執筆者・寄稿者 「たこぼうず」様
所属 私立保育所※その前は公立幼稚園教諭
保育士歴 2年目
現在の担当クラス・役職 5歳児担任・主任
webサイト 男性保育士の本音 たこぼうず

※2013年04月05日現在の情報

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