男性保育士YUIZOUに保育観などをインタビューしてみた

男性保育士YUIZOUに保育観などをインタビューしてみた

今回は専門学校の友人に協力してもらい保育について語ってもらった。
テキストだけではなくインタビュー動画もあるので是非ともご覧ください。

対談・インタビュー動画

保育士を目指したきっかけは?

子どもが好きだった・可愛い・手に職をつけたい思いから保育士を目指したがサラリーマンになりたくないとも思っていたため。

学生時代女性の多い環境の中で友人関係について

男性がクラスの約1/3いたので女性が多いといった印象は特にない。

学生時代のピアノについて

自分の好きな曲をピアノで練習したりもしたが、基本的にはバイエルなどの初心者向けのをやって指の動かし方を練習しました。
入学した専門学校は特別難しいピアノの能力を求められることがなかったのが救いだったのかもしれない。

保育現場のピアノについて

今の現場はたまたま上手な先生が弾いてくれるためそこまで弾くことはない。
最低限朝の歌・おやつの歌・帰りの歌は弾ける方がよいと思う。
その他は行事の歌・季節の歌など自分が抜擢されたらそれに向けてピアノの練習をする感じ。

大変な保育の仕事について

月案・週案・行事案・児童表などの書類が大変。
その他にも壁面・子ども達が行う製作物の準備・運動会であればメダルの製作・発表会であれば衣装作りなどに追われるところ。

女性保育士と上手にやっていく秘訣はありますか?

ベテラン保育士と仲良くすること。自分も話しやすい。
同世代の女性保育士ならば一定の距離をとりながら、食事に行ったり会話をなるべくするようにする。

自分の中での男性保育士としての役割は?

男性保育士だからと意識しすぎて空回りすることもあるので、男性らしい遊び方などを無理して考えず素の自分で子ども達と関わっている。
男女差を意識するのではなく自分というものを見い出して保育をしていくのが大事だと思う。

とは言え率先してテントを立てたり・重い荷物を運んだり・マラソンであれば先頭ランナーをやっていたり体を動かすことも意識している。
意識はしているものの得意不得意があるので自分の好きなことや得意なことをやっていけばよいと思う。

男性保育士がいるメリットについて

日中の防犯はもちろん早番・遅番などの保育者が少ない時に男の人がいるってだけで安心されるのも1つのメリットだと思う。

複数担任について

同じクラスの担任が多ければ多いほど保育観の違いがあったり行き違いがあったりする。報告・連絡・相談が難しい場合もある。
保育観の違いなどの場合には自分が折れたり・許容範囲を広げることも重要だと思う。

保育現場の環境(トイレ・更衣室)について

トイレは男女のトイレがあるので特に気になることはない。

更衣室は男性用もないし女性用もない。
着替えについては気を使うこともあったが今ではもう慣れてきたのでそこまで気にすることはない。

保護者との信頼関係の築き方とは?

園での子どもの様子を伝えることをきっかけに会話して徐々に信頼関係を築く。
すると次第に雑談なども話せるようになっていく。

プロという立場もあるので親しくなりすぎずの一定の距離感をもつようにはしている。

女児の保護者から苦情を言われたことは?

実際に直接言われたことはないが、文集で「最初の頃は担任が男性保育士で不安だったがそれでも最終的には大丈夫だった」みたいなニュアンスで書かれていたこともあったが、なんとか最終的には認められて良かった。
男だからこれはダメなどは強制されたことはない。

仮にもし言われたとしたら自分だけでは解決できないので園長・上司などに相談して答えを出すしかないと思う。

男性保育士を目指す後輩達へメッセージ

  • 男性だからどうこうよりも保育士としてのスキルを高めたりしてみよう。
  • 最初はうまくいかないことばかりだと思っていよう。
  • 心が折れるよう時もあるとは思うが、いずれ吹っ切れる時もくるので無理せず気を付けてやっていってほしい。
協力者 「YUIZOU」様
所属 私立保育所
保育士歴 5年
現在の担当クラス・役職 2歳児担任

※2015年01月24日現在の情報

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